科目

コンピュータグラフィックス

科目区分 専門教育科目(情報) 対象学年(以上) 4年
科目名称 コンピュータグラフィックス 単位数 2.00単位
講義題目 CGの基礎理論・数式モデルの解説 曜日・時限 火曜2限
担当教員 河中 治樹 開講時期 2019年度前期
到達目標 三次元のコンピュータグラフィックスの実現において、画像を生成する過程やそれに必要となる幾何学的モデルと光学的モデルの知識を修得する。また、そうした知識にもとづいて実際に簡単なCGを作成できる計算方法を修得する。
授業概要 本講義ではコンピュータグラフィックスを生成する際に必要となるプロセスについて解説し,リアリティの高い画像を生成するためのモデリング、マッピング、レンダリングなど各種手法の考え方を教授する。また、その実現のための画像処理プログラミングについて論じる。
授業計画 第1回 リアリティの要素
第2回 透視投影
第3回 ビューイングパイプラインと座標変換
第4回 モデリング
第5回 ポリゴンやその他の形状表現
第6回 二次曲線
第7回 二次曲面
第8回 ラスタ化
第9回 陰面消去
第10回 レイトレーシング
第11回 シェーディング
第12回 拡散反射と鏡面反射
第13回 大域照明モデル
第14回 マッピング
第15回 まとめと今後の展望
定期試験
授業外学習 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味などを理解しておくこと。
履修上の注意 関連科目:コンピュータビジョン,代数I, 代数II
受講要件:特になし
成績評価の方法 評価基準:画像生成の幾何学的モデルや光学的モデルを把握し、コンピュータグラフィックスを製作する上での基礎的なアルゴリズムを理解しているか。
評価方法:試験(60%)、演習課題レポート(30%)、学習態度(10%)を総合して評価する。
教科書 「コンピュータグラフィックス」,CG-ARTS協会,ISBN4-903474-00-3
参考書 荒屋 真二 著,「3次元コンピュータグラフィックス」,共立出版
前川 佳徳 著,「コンピュータグラフィックス」,森北出版
その他、適宜プリントなどの資料を配布する