ディジタル通信
科目区分 | 専門教育科目(情報) | 対象学年(以上) | 4年 |
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科目名称 | ディジタル通信 | 単位数 | 2.00単位 |
講義題目 | ディジタル通信の考え方を学ぶ | 曜日・時限 | 水曜1限 |
担当教員 | 神谷 幸宏 | 開講時期 | 2019年度前期 |
到達目標 | 通信技術の要素技術と基本概念を理解できる。 | ||
授業概要 | 授業では,そもそも“ディジタル”通信とはどのようなことなのかを明らかにするところからスタートします。次に,その理解に必要となる最低限の数学を説明した後,携帯電話の技術であるCDMA,及びディジタル放送や無線LANで重要となるOFDMについて説明します。最後に,これまでの内容を基礎として将来の第5世代(5G)移動体通信システムとその諸技術について説明します。これらの技術の理解は一般的に簡単ではありませんが,“なぜそのような技術が必要なのか”という観点から,わかりやすく説明します。
この授業では,通信事業者研究所での勤務経験のある教員が,ディジタル通信の講義を行います。 |
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授業計画 | 第1回 イントロダクション:ディジタル通信技術の概観 第2回 ディジタルとアナログの接点・・・サンプリング 第3回 ディジタル通信の理解に必須の基礎数学 第4回 送信機・受信機の構成と全体像 第5回 変調技術(1):BPSK,BER,SN比 第6回 変調技術(2):QPSK,QAM 第7回 携帯電話を支える技術CDMA(1) 第8回 CDMA(1):送信機の構成 第9回 CDMA(2):受信機の構成 第10回 ディジタル放送・無線LANを支える技術 OFDM(1) 第11回 OFDM(1):送信機の構成 第12回 OFDM(2):受信機の構成 第13回 第5世代移動通信システムの概要(1):全体像 第14回 第5世代移動通信システムの概要(2)重要技術としてのMIMO 第15回 まとめ 定期試験 |
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授業外学習 | 授業終了後に,授業中に板書した内容を,配布資料と照合しながら整理したノートを作成してください。 | ||
履修上の注意 | 遅刻すると、当日の内容がわからなくなってしまうばかりか、時間通りに集合した人への迷惑ともなります。開始時間の厳守をお願いします。 | ||
成績評価の方法 | 筆記試験70% レポート30%の割合で評価します。個別・単体の知識を知っていることや、計算ができることよりも、ディジタル通信の全体像に対し個別の知識がどのような位置づけのものであるかの理解を重視します。 | ||
教科書 | 神谷幸宏,“MATLABによるディジタル無線通信技術”,コロナ社 | ||
参考書 | 授業中に適宜指定します。 |