科目

情報社会の法と倫理

科目区分 専門教育科目(情報) 対象学年(以上) 3年
科目名称 情報社会の法と倫理 単位数 2.00単位
講義題目 知的財産の考え方及び情報倫理 曜日・時限 木曜1限
担当教員 神谷 幸宏 開講時期 2019年度前期
到達目標 著作権,特許,情報倫理,技術者倫理,研究倫理の基本知識を有し,行動の判断に活かすことができる。
授業概要 まず著作権の概念とポイントを理解したあと,特許とはなにか,またその制度について学びます。次に,情報倫理,技術者倫理,研究倫理といった問題を,事例研究を通して検討します。

なお、この授業は、ベンチャー企業に勤務、経営の経験がある教員が、実際的な見地から著作権、特許、情報倫理に関する講義を行うものです。

授業計画 第1回 イントロダクション:講義全体の概観
第2回 著作権(1):著作権の歴史と現状
第3回 著作権(2):ディジタル時代の著作権と注意点
第4回 著作権(3):事例研究
第5回 特許(1):特許の歴史と現状
第6回 特許(2):ディジタル時代の特許
第7回 特許(3):事例研究
第8回 前半のまとめと演習
第9回 情報倫理(1):情報倫理とはなにか
第10回 情報倫理(2):事例研究
第11回 技術者倫理(1):技術者倫理とはなにか
第12回 技術者倫理(2):事例研究
第13回 研究倫理(1):研究倫理とはなにか
第14回 研究倫理(2):事例研究
第15回 全体のまとめ
授業外学習 授業終了後に,授業中に板書した内容を,配布資料と照合しながら整理したノートを作成してください。
履修上の注意 遅刻すると、当日の内容がわからなくなってしまうばかりか、時間通りに集合した人への迷惑ともなります。開始時間の厳守をお願いします。
成績評価の方法 最終レポート70% 毎回の課題提出30%の割合で評価します。授業ごとの課題提出を重視します。なお,授業態度に特に問題がある場合,最大50%まで減点することがあります。
教科書 特に指定しません。
参考書 笠原正雄,“情報技術の人間学 -情報倫理へのプロローグ-”,コロナ社.
辰巳文夫,“情報化社会と情報倫理”,共立出版.