科目

情報科学応用実験(メディア・ロボティクスコース)

科目区分 専門教育科目(情報) 対象学年(以上) 3年
科目名称 情報科学応用実験 単位数 2.00単位
講義題目 メディア・ロボティクス実験 曜日・時限 水曜1限、木曜3限、木曜4限
担当教員 村上 和人、山村 毅、河中 治樹、小林 邦和、伊藤 正英、入部 百合絵、鈴木 拓央、ジメネス ラム フェリックス アウグスト 開講時期 2019年度前期
到達目標 計算機を利用する立場から,映像・画像情報,音声・音楽情報,テキスト情報といった各種のメディアの処理,生成,蓄積,検索,利用についての実験を行い,実践的に学んだメディア処理の基礎的事項について理解し,レポート作成を通して説明できる.また,制御実験,ロボット統合技術の実験を行い,実践的に学んだロボティクスの基礎的事項について理解し,レポート作成を通して説明できる.
授業概要 メディア・ロボティクスコースの学生を対象に必修科目として行う.各々の実験項目について,処理,生成,検索などの方法論的な手法や考え方をマスターしているとともに,プログラミング,メディア編集,ロボット制御等を通して実践的処理ができることも求められる.
授業計画 第1回 ガイダンス(担当:全教員)
第2回 音と音声のシミュレーション(1) 声の分析(担当:ジメネス)
第3回 音と音声のシミュレーション(2) 声の合成(担当:ジメネス)
第4回 ロボット要素技術実験(1) モータ制御(モデルを用いない場合)(担当:伊藤)
第5回 ロボット要素技術実験(2) モータ制御(モデルを用いる場合)(担当:伊藤)
第6回 3次元CG製作実験(1) モデリング(担当:河中)
第7回 3次元CG製作実験(2) マテリアル・ライティング(担当:河中)
第8回 画像処理実験(1) 画像入力および2値化による領域分割(担当:村上)
第9回 画像処理実験(2) エッジ検出による領域分割(担当:村上)
第10回 コンテンツ制作(2) 韻律情報抽出(担当:入部)
第11回 コンテンツ制作(2) 韻律情報抽出(担当:入部)
第12回 ロボット応用技術実験(1) ロボットの音声処理(担当:小林,鈴木)
第13回 ロボット応用技術実験(2) ロボットの画像処理(担当:小林,鈴木)
第14回 ロボット応用技術実験(3) ロボットの統合技術(担当:小林,鈴木)
第15回 まとめ(担当:全教員)
授業外学習 次回の授業範囲を予習し,専門用語の意味等を理解しておくこと.
実験指導書を読んで実験の手順を整理しておくこと.
履修上の注意 関連科目:回路基礎論,情報科学基礎実験,プログラミングⅠ・Ⅱ,ディジタル信号処理論,コンピュータグラフィックス,ロボットビジョン,ロボット制御,ロボティクス,システム同定論,音声・音響情報処理論,ディジタルライブラリ,コンピュータビジョン,パターン情報処理論,コンテンツデザイン
受講要件:情報科学基礎実験を履修していること.
その他:テーマごとにレポート提出またはプレゼンテーションを行う.
注意事項:演習室環境の変更があるので注意すること.
成績評価の方法 評価基準:各々の実験項目について,基本的な手法・考え方がマスターできているとともに,レポートまたはプレゼンテーションにおいて実験結果とそれらに対する考察等が的確かつ明瞭・簡潔にまとめられていること.
評価方法:授業への積極性・授業態度およびレポート・プレゼンテーションの内容による(成績評価の100%)
教科書 情報科学応用実験(メディア・ロボティクスコース)実験指導書(配布予定)
参考書 ロボット応用技術実験は,以下を参考書とする.
1) 村山 龍太郎,谷沢 智史,西村 一彦:「Pepperプログラミング」,SBクリエイティブ(2015)
2) 細田 謙二,石井 光次郎,岩川 建彦,岡田 正彦,オレンジ岸本,エスキュービズム:「Python入門」,秀和システム(2010)