科目

県大エッセンシャル

科目区分 教養教育科目(教養科目) 対象学年(以上) 1年
科目名称 県大エッセンシャル 単位数 2.00単位
講義題目 交通事故ゼロ社会へのチャレンジ 曜日・時限 金曜4限
担当教員 小栗 宏次、鈴木 武、手嶋 英之、中川 由賀、松尾 幸二郎 開講時期 2019年度前期
到達目標 本講義では、日々変化するモビリティ社会について学ぶ.
特に自動車事故の現状とその原因、対策、今後の展望について理解することができるようになることを目標とする。
授業概要 愛知県は自動車産業を中心とする輸送機器の製造量で世界一を誇っている.
また、名古屋の100m道路や東名、名神高速道路など、道路環境でも国内有数の優れた環境を有している.さらに、国産旅客機MRJやリニアモーターカーの営業運転など、我が国で最も先進的なモビリティ社会が実現しようとしている.しかし一方で、毎年の交通死亡事故者数は16年連続全国最多となっている.
本講義では、自動運転技術の開発など、世界中で拡大を続ける自動車社会の現状を理解し、特に交通事故の原因や、その対策について理解する.
講義では、小栗に加え各分野の専門家として、鉄道と交通事故に関して名古屋鉄道より鈴木氏を、高速道路と交通事故に関してNEXCO中日本より手嶋氏を,法律問題の専門家として弁護士の中川氏を、交通工学の専門家として豊橋技術科学大学の松尾博士を招聘し実施する.
さらに、講義の後半では、安心安全な交通事故ゼロ社会に向けて我々が出来る事は何かについて学生といっしょに考えて行く予定である.
授業計画 第1回 オリエンテーション
第2回 モビリティ社会の到来
第3回 データで見る交通社会
第4回 データで見る交通事故
第5回 調査と発表(データ)
第6回 高速道路と交通事故(手嶋)
第7回 鉄道と交通事故(鈴木)
第8回 愛知県の交通対策1
第9回 愛知県の交通対策2
第10回 調査と発表(対策)
第11回 交通事故ゼロへの挑戦(教育)
第12回 交通事故ゼロへの挑戦(テクノロジ)
第13回 交通事故ゼロへの挑戦(法律)(中川)
第14回 交通事故ゼロへの挑戦(人)(松尾)
第15回 まとめ
期末試験
(外部講師の都合で日程調整する場合があります)
授業外学習 講義時に質問できるよう、予習・復習時に思った疑問点をまとめておくこと
履修上の注意 自動運転自動車、リニアモーターカー、MRJなど、未来のモビリティ社会に興味があり、愛知県の交通事故死者数最多記録返上へのチャレンジに関心のある多くの学生の受講を待っています.
成績評価の方法 評価基準:各単元ごとの内容を理解しているかを評価する.
評価方法:課題レポート(30%)、プレゼンテーション(30%)、期末試験(40%)
教科書 利用しない.必要に応じて資料を配布する.
参考書 教材:講義ごとに必要に応じて資料を配布する.
参考書:必要に応じて講義中に紹介する.