科目

高度情報社会の理解

科目区分 教養教育科目(キャリア) 対象学年(以上) 1年
科目名称 高度情報社会の理解 単位数 2.00単位
講義題目 高度情報社会を理解し、未来の情報社会を考察する 曜日・時限 月曜4限
担当教員 小栗 宏次、松田 信之、磯野 正典、中村 裕哲、遠藤 守 開講時期 2019年度前期
到達目標 20世紀以降,情報通信技術は飛躍的に向上し,様々な分野で急速に社会構造の変化をもたらしています.携帯型の小型情報端末とネットワークを利用して私たちは容易に知りたい情報を入手し,また発信することが可能になりました.一方で個人情報の流出やコンピュータウィルスによる被害など、こうした情報システムによる影の部分も大きな社会問題になってきています.
本講義では,こうした高度情報社会について,その基礎を学ぶとともに,具体的な事例を挙げてその現状を理解し,今後益々発展が予想される高度情報社会の諸問題を解決することができる学生を育成することを目的とします.
授業概要 本講義は1回ごとにテーマを決めて高度情報社会について理解できるよう講義を進めます.
前半では基礎的な理論を学びます.この際,教養科目であることから単元ごとに初心者でもわかり易く理解できるよう配慮します.
後半には事例研究として,具体的なテーマに沿っての事例を紹介します.
この際、様々な分野の最前線で活躍している外部講師を招き事例研究を行います.
これらの外部講師による講義内容は現場を知る上でも有用で就職活動等にも活かせる内容になっています.

授業計画 第1回  オリエンテーション
第2回  情報通信技術による社会構造改革
第3回  コンピュータの発達
第4回  インターネットの進化(Internet of Things) 
第5回  情報セキュリティと個人情報保護
第6回  人工知能とシンギュラリティ
第7回  事例研究(未来の情報通信)
第8回  事例研究(未来の企業活動)(松田)
第9回  事例研究(放送メディアの未来)(磯野)
第10回 事例研究(オープンデータの活用)(遠藤)
第11回 事例研究(電子出版)(中村)
第12回 事例研究(未来のモビリティ社会)
第13回 事例研究(カードの未来)
第14回 事例研究(愛知県の情報化)
第15回 まとめ
定期試験
(外部講師の都合で開講日の調整をする場合があります)
授業外学習 講義時に質問できるよう、予習・復習時に思った疑問点をまとめておくこと
日頃からIT関連のニュースや記事などに興味を持って見聞きするようにしておくこと
履修上の注意 高度情報社会に興味のある学生なら誰でも受講することができます.
成績評価の方法 評価基準:各単元ごとの内容を理解しているかを評価します.
評価方法:各単元ごとの課題レポート(75%)、期末試験(25%)
教科書 なし.
必要に応じて講義の際に資料を配布します.
参考書 教材:講義ごとに必要に応じて資料を配布します.
参考書:必要に応じて講義中に紹介します.