地域に学ぶ
科目区分 | 教養教育科目(教養科目) | 対象学年(以上) | 1年 |
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科目名称 | 地域に学ぶ | 単位数 | 2.00単位 |
講義題目 | 地域の歴史を読み、町並み保存を考える | 曜日・時限 | |
担当教員 | 服部 亜由未 | 開講時期 | 2019年度前期 |
到達目標 | 古地図、絵図、絵葉書等の資料から情報を引き出し、地図化する力、その地図を持って現地を歩き、歴史の痕跡を観察し、住民へ聞き取りを行なう等のフィールドワークを通して考察する力を修得する。 地域調査や歴史研究におけるフィールドワークの基本と、歴史と現代、あるいは歴史と地域社会を結びつける見方を身につける。 |
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授業概要 | 愛知県の2つの地域を事例に、古地図、絵図、絵葉書等の資料から情報を引き出し、地図化する力、その地図を持って現地を歩き、歴史の痕跡を観察し、住民へ聞き取りを行なう等のフィールドワークを通して、現代において、歴史的な町並みをいかに保存、活用すれば良いのかといった問題を考える。 | ||
授業計画 | 第1回:ガイダンス(授業の概要、予定の説明、グループ決め) 第2回:旧版地形図から長久手の歴史景観を読む 第3回:長久手の歴史を学ぶ 第4~7回:長久手を歩く【フィールドワーク1】 第8回:旧版地形図から日間賀島の歴史景観を読む 第9回:日間賀島の歴史を学ぶ(漁業) 第10回:日間賀島の産業を学ぶ(観光) 第11~14回:日間賀島を歩く【フィールドワーク2】 第15回:まとめ |
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授業外学習 | フィールドワークの前には講義・演習で学んだことを復習して臨み、 フィールドワークの後には、現地で得られたことをすぐにまとめること。 | ||
履修上の注意 | 本授業は、前期集中講義として行ない、講義とフィールドワークからなるため、両方に出席する必要がある。 フィールドワークは現地(愛知県長久手市・南知多町日間賀島)で行う。詳しい集合時間や場所については、初回授業で指示するため、必ず出席すること。 フィールドワークは現地集合、現地解散とし、そこまでの往復交通費は、受講生の自己負担とする。フィールドワークは、天候(暑さ)に注意し、適度な休憩をはさみながら基本的には歩く予定である。スニーカー等普段から歩きなれた靴と、夏に外で活動しやすい服・鞄で参加すること。その他、フィールドワークの諸注意と天気予報に応じた予定の変更は、初回授業とUNIPAによって連絡する。 講義では、地形図に着色するなどの作業を行なうため、色鉛筆(最低限、赤・青・緑・黄色の4色)、細めの多色ペン(赤・青)を必ず持参する。 |
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成績評価の方法 | ①授業内課題(20%)、②フィールドワークのレポート(長久手・日間賀島)(20%)、③最終レポート(60%) | ||
教科書 | なし。 | ||
参考書 | 適宜、授業で紹介する。 |