美術の世界
科目区分 | 教養教育科目(教養) | 対象学年(以上) | 1年 |
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科目名称 | 美術の世界 | 単位数 | 2.00単位 |
講義題目 | 美術に親しむ | 曜日・時限 | |
担当教員 | 瀬川 麻衣子、小川 国亜起 | 開講時期 | 2019年度前期 |
到達目標 | 【日本画】千数百年続いている日本の伝統絵画は素材や技法、美意識など現在の日本画様式の基本として受け継がれています。 この授業では日本の絵画と日本人の自然感、生命感との関わりにふれ、講義と実技を通して日本画に対する理解と知識を深める事を目的とします。 【西洋画】一般的に難解と言われている現代美術を身近なものとして理解を深め、 |
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授業概要 | 【日本画】講義では日本画の歴史、素材や技法を学び、その上で岩絵具や墨を使用して模写と制作を行う。実際に顔料や膠、和紙に触れることで伝統的な材料に親しみながら日本画への理解を深める。愛知芸大法隆寺壁画模写展示館では現状模写と復元模写について学ぶ。
【西洋画】講義:紀元前から今日までの絵画表現について、歴史の流れに沿ってスライドを用いて解説する。時代背景や他分野(建築・音楽・文学)からの影響を交えながら表現様式の内容と移り変わりを学び、今日の多様な美術作品がどのような歴史的背景をもち、生み出されているのかを理解する。 |
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授業計画 | 【日本画】 第1回 「日本画の材料について」講義 第2、3回 「鳥獣戯画」模写 白描模写 墨線での描写実技 第4回 「日本画の歴史について」「模写について」講義 第5回 法隆寺金堂壁画模写展示館及び模写制作室の見学 第6、7回 「日本画制作」 植物をモチーフに日本画の顔料を使用し制作する。 すべての授業を受講した後、感想をレポートにまとめ提出する。 【西洋画】 第8、9回 講義: 紀元前〜1940年代 第10、11,12回 講義:1950年代〜1980年代 実技:「痕跡を描く」 第13、14、15回 講義:1990年代〜現在 実技:「新聞写真からイメージを広げる」 小テスト、感想文 (予定) 講義内容は進み具合によって前後します。 |
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授業外学習 | 特に予定していない | ||
履修上の注意 | この科目の単位取得には、日本画・西洋画両方の受講が必要となります。 履修希望者が多い場合は、抽選等を行います。 講義内容を理解しないと実技制作ができないので、全ての講義に必ず時間通りに出席すること。 |
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成績評価の方法 | 【日本画】 実技課題(60%)レポート・受講姿勢・授業への積極性(40%) 【西洋画】 |
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教科書 | 特に指定しない | ||
参考書 | 【日本画】 筆記用具、硬めの鉛筆(2Hより硬いものが望ましい)、ボールペン、雑巾 【西洋画】 (3日目)色鉛筆、水彩絵具用具一式、クレヨン、クレパス、ペン、マジック等 絵画制作に使える画材 |