科目

音楽の世界

科目区分 教養教育科目(教養) 対象学年(以上) 1年
科目名称 音楽の世界 単位数 2.00単位
講義題目 祈りの音楽 曜日・時限 月曜4限
担当教員 深堀 彩香 開講時期 2019年度前期
到達目標 キリスト教に関連する音楽を通史的に学び、時代や作曲家による音楽作品の違いを感じ取り、芸術への理解を深める。
授業概要 クラシック音楽の入門編。クラシック音楽の発展に大きな影響を与えたキリスト教音楽の変遷を、時代背景や社会文化に触れながら概観する。講義では音源や映像等を使用し、適宜、ゲストを迎えての実演や、簡単な合唱曲等を受講生により歌う時間も設ける。
授業計画 第1回 ガイダンス、キリスト教と音楽
第2回 楽譜の歴史
第3回 宗教改革と教会音楽
第4回 日本と教会音楽
第5回 ルネサンス~バロック
第6回 オルガン音楽
第7回 聖歌隊
第8回 オラトリオ
第9回 受難曲
第10回 古典派の大作曲家と教会音楽
第11回 レクイエム
第12回 音楽的発展①(聖歌)
第13回 音楽的発展②(マリア関連作品)
第14回 音楽的発展③(コラール)
第15回 まとめ、期末レポートの説明
授業外学習 講義内容に関連した参考図書を読み、参考音源を聴くことを勧める。
履修上の注意 音楽的な能力・経験等は問わないが、音楽を単に聴いて楽しむだけでなく、学問的にも理解することへの意欲が求められる。
成績評価の方法 学期末にレポートを課す。コメントカードや出席を含め、総合的に評価する。
最終レポート(50%)、毎回の授業でのコメントカード・授業への取り組み(20%)、出席率(30%)
教科書 授業内でプリントを配布する。
参考書 久保田慶一ほか『はじめての音楽史――古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』音楽之友社、2009年。
井形ちづる、吉村恒訳著『宗教音楽対訳集成』国書刊行会、2007年。
P.カヴァノー著『大作曲家の信仰と音楽』吉田幸弘訳、教文館、2000年。