科目

社会福祉入門

科目区分 教養教育科目(教養) 対象学年(以上) 1年
科目名称 社会福祉入門 単位数 2.00単位
講義題目 社会福祉学の視点 曜日・時限 金曜3限
担当教員 田川 佳代子、村田 一昭、宇都宮 みのり、渡邊 かおり、大賀 有記 開講時期 2019年度前期
到達目標 社会福祉とはなにか、社会福祉はどうあるべきかについて、理解することができる。
また自己と他者との交わりを通して、自立と共生への新たな視点を獲得できる。

1-3回(田川担当)は、社会福祉に対する視点や高齢者に対する支援の在り方について理解できる。
4-6回(村田担当)は、子どもと家庭の福祉に関する現状と課題について論じることができる。
7-9回(渡邊担当)は、地域福祉が取り組む現状と課題について論じることができる。
10-12回(大賀担当)は、医療福祉の現状と課題を検討し、自分にできる医療福祉活動についてあげることができる。
13-15回(宇都宮担当)は、障害福祉の現状と課題に関する理解を深め、問題点と適切な解決策を主張できる。

全体を通して、社会福祉の課題を自分の身近なものとして捉えること、自立と共生のために自分にできることを具体的に考えられるようになることを到達目標とする。

授業概要 この科目は、各種の福祉領域にかかわる基礎的事項について、5名の社会福祉学科教員がリレー式に講義を行う。
なおこの授業は、福祉現場での実践経験を有する教員が経験を活かし、ソーシャルワークの実務について講義する授業科目である。

1‐3回(田川担当)は、社会的諸問題に対する考え方、価値観、制度政策、実践について検討する。
4‐6回(村田担当)は、統計資料や映像を用いて、子どもと家庭をめぐる福祉課題について解説する。
7-9回(渡邊担当)は、新聞記事や事例を使用しつつ地域福祉について解説する。
10-12回(大賀担当)は、事例や統計などを用いて、医療福祉の現状と課題について検討する。
13‐15回(宇都宮担当)は、事例や統計,、映像を用いて障害福祉の現状と課題について解説する。

授業計画 第1回:社会福祉とは何か
第2回:援助すること・されること
第3回:高齢者の介護問題
第4回:少子社会と子どもの育ち
第5回:子どもの貧困と支援
第6回:子ども虐待と児童相談所
第7回:私たちの暮らしと地域福祉
第8回:地域福祉関係機関・団体の活動
第9回:自然災害と地域福祉
第10回:くらしの中の医療と福祉 
第11回:医療福祉の基本的な考え方 
第12回:医療福祉の今後の課題
第13回:「障害者」とは誰か?
第14回:「障害」とは何か?
第15回:障害福祉の課題と展望
授業外学習 ①新聞や雑誌などの切り抜きや抜き書き、テレビ番組の視聴などを通して、日頃から社会福祉に関する動向に関心を持つようにすること。
②講義に出てきた専門用語を調べること。
③講義で取り上げた内容について自分の考えをまとめること。
履修上の注意 この科目は、現代の社会と人間について社会福祉の視点からも考えてみたいと思う学生を対象とした「教養」としての社会福祉入門である。したがって、社会福祉学科の学生は受講生の対象とはならない。

①授業担当すべての教員の講義に出席するとともに、授業中に課されるミニレポート(計10回)を指定する期日までに提出すること(提出はユニパにて行う)。
②授業担当すべての教員が実施する小テスト(全5回)を受験すること。小テストの実施方法は、各教員の指示に従うこと。

成績評価の方法 ミニレポート(10回分) 50%
小試験(5回分)      50%
教科書 プリントを配布する。
参考書 適宜、紹介する。