科目

社会調査入門

科目区分 教養教育科目(教養) 対象学年(以上) 1年
科目名称 社会調査入門 単位数 2.00単位
講義題目 社会調査を実践するための基礎を学ぶ 曜日・時限 金曜3限
担当教員 牛島 佳代 開講時期 2019年度前期
到達目標 さまざまな社会調査の結果を正しく理解できるようになる。また、社会調査の理論・方法論・分析方法を修得し、卒業論文などでアンケート調査・インタビュー調査などを実施できるようになることを目指す。
授業概要 社会調査の意義と目的、方法及びその概要について解説する。また、社会調査の倫理や個人情報保護についての理解を深めるとともに、社会調査における主要なデータ収集法である量的調査、質的調査の実施方法および分析方法について解説する。
授業計画 第1回  オリエンテーション:授業の目的、概要、成績評価など
第2回  社会調査の意義と目的
第3回  社会調査の倫理
第4回  データリテラシー:データを読む5原則
第5回  データリテラシー:実際の調査結果を読み解く
第6回  量的データの収集方法:質問紙調査の方法(種類と特徴、サンプリングなど)
第7回  量的データの収集方法:質問紙調査の方法(質問紙の作り方など)
第8回  量的データの分析方法:単純集計、統計的検定など
第9回  グループワーク1:仮説設定、質問項目の作成
第10回 グループワーク2:調査票を作成する
第11回 グループワーク3:各グループの調査票の発表・討論
第12回 質的データの収集方法:インタビューの方法など
第13回 質的データの収集方法:参与観察の方法など
第14回 質的データの収集方法:グラウンデッド・セオリー・アプローチなど
第15回 まとめ 社会調査の今後の展開
定期試験
授業外学習 学生参加型授業のため、学生からの積極的な発言やグループワーク等を求める。
自主的に予習・復習を行うこと。日頃から新聞やテレビのニュースに気を配り、社会学的好奇心を養うこと。
履修上の注意 毎回、講義終了時にワークシートに記入、提出してもらう。そこでしっかりと講義内容を確認するとともに、わからない場合は積極的に質問すること。
成績評価の方法 評価基準:社会調査における量的・質的データの主要な収集方法および分析方法についてどの程度理解できたのかにより評価する。
評価方法:毎回のワークシート(30%)、試験(70%)
教科書 大谷伸介・木下栄二・後藤範章・小松洋編著『新・社会調査へのアプローチ』 (2013年ミネルヴァ書房、2500円)
参考書 適宜紹介・配布する。