科目

人間と芸術

科目区分 教養教育科目(教養) 対象学年(以上) 1年
科目名称 人間と芸術 単位数 2.00単位
講義題目 音楽史 美術史 曜日・時限 月曜3限
担当教員 高橋 範行、藤原 智也 開講時期 2019年度前期
到達目標 人間の行ってきた芸術活動の歴史とその鑑賞方法を学ぶことで、人間にとっての芸術の価値を考える上での多様な視座を得る。
授業概要 音楽と美術の両面から、有史以来の芸術行為の有様とその鑑賞の方法を学ぶ。主に西洋の芸術が講義の軸だが、折に触れ日本の芸術にも当然関わって話しが進む。全体としては芸術の通史である。
第1回~第7回は、美術パートとして藤原(中学の教員経験あり)が担当し、第8回~第14回は、音楽パートとして高橋が担当する。
授業計画 〈美術パート 藤原担当〉
第1回 人間と造形(先史から古代)
第2回 美術と宗教(中世とキリスト教) 
第3回 美術と科学(近世と写実表現)
第4回 日本の美術(装飾化と単純化)
第5回 美術の認識(近代と個性)
第6回 美術の原理(近代と抽象化)
第7回 美術の精神性(言語の不確実性)

〈音楽パート 高橋担当〉
第8回 音と楽器を知る
第9回 音楽構造の捉え方
第10回 音楽の始まりとポリフォニー技法の発展(中世・ルネサンス)
第11回 音楽のホモフォニー化(バロック・古典派)
第12回 調性音楽の黄金期と終焉(ロマン派)
第13回 調性に変わる原理の探求(近現代)
第14回 クラシック音楽の後継者(ポピュラー音楽)

第15回 まとめ

授業外学習 積極的にいろいろな作品を鑑賞する機会(できれば演奏会や展覧会等で)を設けて欲しい。
履修上の注意 履修希望者が多い場合は、抽選等を行う。積極的な受講態度を期待する。
成績評価の方法 期末レポート(70%)、グループワーク等における積極性(30%)。
教科書 特に指定しない。
参考書 適宜、プリントを配布する。