心理学入門
科目区分 | 教養教育科目(教養) | 対象学年(以上) | 1年 |
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科目名称 | 心理学入門 | 単位数 | 2.00単位 |
講義題目 | 心理学の基礎 | 曜日・時限 | 金曜4限 |
担当教員 | 田上 恭子 | 開講時期 | 2019年度前期 |
到達目標 | 1) 心理学の基礎的知識を身につける 2) 人間理解に心理学の理論や概念のいくつかを適用することができる 3) 心理学的な考え方の基本を身につけ,用いることができる |
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授業概要 | 心という目に見えないものをどのように理解することができるのでしょうか? 心理学はさまざまな対象・テーマに対しさまざまな方法からアプローチし,心を捉えようとしています。 この授業では,心理学のいくつかの領域・テーマ・方法論を取り上げ,簡単な実験・ワーク(個人/グループ)などもまじえながら,心理学の基礎について概説します。 なおこの授業は,教育機関・医療機関での実務経験のある臨床心理士の教員が,心理学の基礎的知識について講義を行います。 |
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授業計画 | 第1回 オリエンテーション/心理学史~心理学の成り立ち~ 第2回 学習と動機づけ~効果的な学びとは~ 第3回 知覚と注意~どのように世界を見ているのか~ 第4回 記憶①記憶の変容の実験 第5回 記憶②どのように覚え,思い出すのか 第6回 記憶③日常生活でどのように記憶がはたらいているのか 第7回 パーソナリティ①その人らしさとは 第8回 パーソナリティ②心理テストとは 第9回 対人関係①対人認知~他者を理解する~ 第10回 対人関係②集団の心理~人とかかわる~ 第11回 こころの不調の理解と対応 第12回 心理学は現場でどのように活用されているのか 第13回 心理学研究法①さまざまなバイアス 第14回 心理学研究法②心理学的なものの見方・考え方 第15回 まとめ 定期試験 |
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授業外学習 | 毎回の授業において,予習課題・復習課題を設定しています。予習課題に取り組んでから授業に臨み,授業後は復習課題に取り組んでください。各回の予習課題・復習課題の具体的内容については,初回の授業でお知らせします。予習: 次回の授業テーマに関して身近な問題を考えていただきます。また,グループワークの準備を予習課題として課すことがあります。復習: 授業テーマを振り返り,主として人間理解への心理学の適用について考察することを目的とした課題を設定しています。課題の提出を求めます。 このほか,初回授業時に各回の授業テーマに関する主なキーワードをお知らせしますので,予習としてキーワードを調べるなども行っていただくと,より授業内容の理解が深まると思います。 また授業の中で生じた疑問等については,授業後に積極的に質問したり自身で調べたりしてください。 |
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履修上の注意 | 授業の中で,簡単な実験や心理尺度への回答を求めるワーク,グループワークなどを行う予定です。指名し,意見を求めることもあります。積極的な授業参加を求めます。学籍番号順など,座席を指定することがあります(実験やグループワーク時など)。 | ||
成績評価の方法 | 期末試験50%,復習課題30%,授業でのワークなどへの取り組み20%期末試験: 客観テストによって基礎的知識の修得の程度を問います。 復習課題: 人間理解への心理学の適用を中心に問います。「理解度」「意欲」を評価の観点とします。授業でのワークなどへの取り組み: 取り組みへの積極性,考察の深度を問います。 | ||
教科書 | 使用しません。 | ||
参考書 | 参考書は以下のほか,授業の中で適宜紹介します。
藤田哲也編著『絶対役立つ教養の心理学: 人生を有意義にすごすために』ミネルヴァ書房, 2009年 |