カメリアドラゴンズが人狼知能コンテストで第1位を獲得しました!
カメリアドラゴンズの加藤もも香(情報科学部3年)、大橋玲音(情報科学研究科博士前期課程2年)、鈴木丈慈(情報科学研究科博士前期課程2年)の3名で構成されたチームが、先日開催された人狼知能コンテスト2026春期国内大会自然言語部門へ参加しました。今年5月上旬の予選会、5月中旬の本戦を経た結果、今回初めて開催された「いつでも発話トラック」の客観評価(勝率)で第1位を獲得しました。競技結果は、6月8日〜12日の期間、Gメッセ群馬(高崎市)で開催された第40回人工知能学会全国大会(JSAI2026)の人工知能学会40周年記念企画「人狼知能コンテスト2026国内大会」の企画セッション内で発表されました。なお、「いつでも発話トラック」は10チームの参加でした。
[コンテストサイト] 人狼知能コンテスト 2026春季国内大会 自然言語処理部門
[大会サイト] 第40回人工知能学会全国大会(JSAI2026)
チーム情報
カメリアドラゴンズ(Camellia Dragons)は、2013年10月に、情報科学部の学生を中心として結成されたAI x ロボティクスプロジェクトチームです。当初は世界規模のロボット競技会であるロボカップ(RoboCup)を中心として活動しており、日本大会ではロボカップサッカー標準プラットフォームリーグで優勝4回、準優勝2回、世界大会では2017年の名古屋大会でロボカップサッカー標準プラットフォームリーグ・チャレンジシールド部門優勝という大きな成果を挙げています。また2025年3月に開催されたサッカー軌道予測コンペティション(主催:サッカー軌道予測コンペティション実行委員会,後援:科学研究費補助金・学術変革領域研究(A)の階層的生物ナビ学)では、最優秀賞(第1位)と優秀賞(第2位)をダブル受賞しています。さらに2020年8月には,第2回人狼知能世界大会(世界45チーム参加)へ初挑戦で決勝進出という快挙も達成しています。現在、チームリーダーの西尾琉惺(情報科学部3年)をはじめとして、情報科学研究科博士前期課程2年から情報科学部1年まで総勢26名のメンバーで、ゲームAIや対話システムの研究・開発に日々取り組んでいます。なお顧問は情報科学部の小林邦和教授(チーム設立時より)と坪倉和哉助教(今年度より参画、元チームリーダー)の2名が務めています。
[チーム公式サイト] カメリアドラゴンズ(Camellia Dragons)
人狼知能コンテスト
囲碁や将棋などの完全情報ゲーム(相手の手の内をすべて知ることができるゲーム)は、人工知能(AI)が人間を完全に凌駕しています。一方、人狼ゲームなどの非完全情報ゲーム(相手の手の内を一部しか知ることができないゲーム)は、AIがまったく人間に敵わない状況です。従って、非完全情報ゲームは、ゲームAIにおける研究のフロンティアとなっています。人狼知能コンテストは、ゲームAIの研究を推進する目的で設けられた競技会です。国内大会は2015年から春季と秋季の年2回開催、国際大会は2019年から秋に年1回開催されています。