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文書操作

XBRLファイルの構成

作成者 Kyohei Nanba 最終変更日時 2009年06月16日 12時39分

ここではXBRLを構成しているファイルの関係性を説明します

インスタンス

インスタンスは実際の財務情報が記述されているXML文書です.数値,テキストだけではなく,期や年度のようなコンテキスト情報,円やドルといったような通貨単位をあらわすユニット情報も記述します.


タクソノミ

タクソノミはタクソノミ・スキーマ ( XML Schema ) とリンクベース ( XLink ) によって構成されています.財務情報の記載に必要な勘定科目名の定義や各情報の表示順,処理順の定義を記述します.

タクソノミ・スキーマ

XML Schemaでインスタンスの語彙,すなわち要素名や属性などを定義したものがタクソノミ・スキーマです.このタクソノミ・スキーマの中でリンクベースへの参照が定義されます.

リンクベース

タクソノミ・スキーマで定義された項目に関し,各項目間の関係や各項目に関する追加情報をXLinkの外部リンク機能を利用して定義したものがリンクベースです.


参考資料として金融庁が公開しているタクソノミの構成イメージを引用します.

金融庁の公開しているEDINETタクソノミフレームワークでは,タクソノミの階層を語彙層,関係層,企業別拡張層で階層分けしています.

引用元 : 金融庁 EDINET再構築に係る各種仕様等の公開について - EDINETタクソノミ設計書【技術編:財務情報】(PDF:673K) より



参考

金融庁 EDINET再構築に係る各種仕様等の公開について