2010年4月アーカイブ

このブログで多言語が扱えるかどうかの試みとして、ハングルの読み方のえせ講座を書いてみる。といっても韓国語は全くの素人であるので、ほとんど信用ならない。

この「講座」の目的は、次のとおり。

  1. 韓国の食堂のメニューが読める(音がわかるということであり、意味がわかることは別問題)
  2. 韓国ドラマの出演者の名前が読める
  3. 韓国旅行のお土産にもらった食べ物の表示を推測できる
  4. 韓国の看板に書いてあることが推測できる

ハングルは、各文字が母音部品と子音部品を組み合わせでできている。組み合わせ方は次のとおり。

  1. 子音+母音(子音を緑、母音を黄色で表す)
    hangul1.gif  hangul2.gif  hangul3.gif
  2. 子音+母音+子音
    hangul4.gif  hangul5.gif  hangul6.gif
  3. 子音+母音+子音+子音
    hangul7.gif  hangul8.gif  hangul9.gif

なお、先頭に来る子音部品には、「子音なし」を表すものもある。したがって、母音から始まる音を表す文字や母音だけを表す文字もある。

文字を構成する部品の配置は次の方法による。

  1. 母音は1番目の子音の右または下におかれるか、あるいは、右と下から囲むように配置される。
  2. 2番目、3番目の子音は文字の下に横並びに配置される

例)

  •  子音(パ行)と母音(い)の組み合わせで「ピ」
  •  子音(子音なし)と母音(い)の組み合わせで「イ」
  •  子音(パ行)+母音(あ)+子音(カ行)の組み合わせで「パク」
  •  子音(子音なし)+母音(う)+子音(な行)の組み合わせで「ウン」
  •  子音(ハ行)+母音(え)+子音(サ行)の組み合わせで「フェッ」
  •  子音(タ行)+母音(あ)+子音(ラ行)+子音(カ行)の組み合わせで「タク」(2つ並んだ子音のうち読むのは1つ)

 

 

西遊記

呉承恩/ 中野美代子訳(岩波文庫)、君島久子訳(福音館古典童話シリーズ)

「西遊記」の再放送を見た。深津絵里+香取信吾+伊藤淳史+内村光良ではなく、30年以上前に放送された夏目雅子+堺正章+西田敏行+岸部シローの版である。当時はお子様で「三蔵法師は男なのに」と思っていたが、夏目雅子はキレイだ...と、中年オヤジな発言をしてみる。それはさておき、話の内容は原作とあっているようなあっていないような。そこで、岩波文庫から出ている翻訳本の1巻目(孫悟空の誕生~三蔵法師登場の直前)を購入してみた。福音館の小学校高学年バージョンはよく読んだものだが、少なくともこの部分に関しては、細かい部分を含めて福音館バージョンもかなりよく訳されているようで、Amazonの書評でザラさんのおっしゃるとおりである。「仙」仏混淆な様子は当時気付かなかったところで、読み進めていくことで、新たな発見がたくさんありそうである。岩波版の2巻目以降を買うか、実家から福音館版を持ってくるか、迷うところ。

ツィゴイネルワイゼン

NHKばかりで申し訳ないが、宮川彬良のどれみふぁワンダーランドという番組に「ソドレミアワー」というコーナーがある。ソドレミの音で始まる名曲をWebサイトで募集してそれを発表するだけのものであるが、意外な曲もあって面白いし、曲を探すのもなかなか楽しい。

昨年の夏ごろにサイトから「ツィゴイネルワイゼン」を投稿した。そんなことはすっかり忘れていたのだが、久しぶりに番組サイトを覗いたところ、3月20日の放送で取り上げられたことが発覚した。しかも「なんとそんなソドレミの歴史を変える出来事」だったらしい。

チェッ! しまった、見逃した。ohta_58.gif

俳句王国

NHK BSで放送中の俳句王国がこの4月に一新された。この番組は、著名な俳人を主宰、有名人をゲストに迎え、5人の一般参加者(これがどのように選ばれているかは不明)とともに、「句会」を行うものだ。一人1句ずつ作成した俳句を、作者を明かさずに一人2句ずつ選ぶ(披講)。選んだ句を鑑賞した後に作者を明かすという流れである(合評)。

これまでの司会者は板倉卓人アナウンサーと俳人の神野紗希さんだったのだが、4月からはアインシュタインの眼から移籍の塚原愛アナウンサー一人になった。板倉アナウンサー句会には参加しないものの自分でも俳句を詠むので的確なコメントを述べていた。神野さんは独特の感性の句を詠み、鑑賞も素晴らしいばかりでなく、場の空気を読んで主宰の句をさりげなく取っているようにも見受けられる。塚原アナウンサーは俳句を詠まないとのことで、最初は大変だろうと思っていた。塚原アナ担当の初回の主宰がなんと重鎮の金子兜太氏である。長谷川櫂氏、広瀬直人氏あたりの優しそうな方でなく、金子氏である。ショック療法か?

こちらの心配と期待をよそに、金子氏のご機嫌はよろしく(ゲストのやすみりえさんがよかったのか?)、塚原アナもちょっと段取りを間違えた他は無難に司会をこなしていた。あとは鷹羽狩行氏、片山由美子氏のタカ派師弟だけかな。

ラジオフランス語講座

いつの間にかNHK語学講座が新開講されていた。3月最終週からというのはズルい。

その中でフランス語初級編に注目している。清岡智比古&レナ・ジュンタのゴールデン・コンビが2年ぶりに復活である。フランス語を勉強する気はないのだが、この2人のかけあいが可笑しいのである。こてこての関西系のギャグをとばすかと思ったら、"Elle est grâce comme Catherine Deneuve."なんて言い出すのである(文の間違いには目をつぶってほしい)。何歳の聞き手を相手にしているのやら。

来週からの放送が楽しみ、楽しみ。

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