PROJECT

本研究室の研究プロジェクトについて紹介いたします.

IN PROGRESS

困惑を推定しながら勉強を支援する
教師型ロボット

本研究では,自律的に学習支援を提供できる教師ロボットの開発を進めています. 具体的には,学習者が困惑状態の表情を表出したかどうかをロボットが推定することで, 自律的な学習支援を実現しています.この状態を推定するために, 深層学習を活用した困惑推定手法を構築します.
参考:論文1論文2

友達のように共に学ぶ合う
パートナー型ロボットの開発

本研究では, 学習者と共に問題を解き合うようなパートナー型ロボットの開発を進めます.   具体的には,学習者と交互に問題を解き合う行動モデル,学習者に共感するような感情を表出する感情モデル,   音声認識技術を用いた会話手法などを構築し,一緒に勉強したくなるようなパートナー型ロボットの実現を目指します.
参考:論文1論文2

臨床心理士が知能検査を訓練できる
児童型ロボット

本研究では,臨床心理士の知能検査を訓練する機会が減少していることに注目して,研究を進めています.   近年,知能検査を実施できる臨床心理士の需要が増加しています.子どもは長時間の集中を保てないため, 臨床心理士は可能な限り効率よく短時間で知能検査を実施する必要があります. そこで訓練の対象となる子供のようなロボットの行動モデルおよび学習システムを開発を進めています.
参考:論文1
共同研究先:名古屋大学心の発達支援研究実践センター

高齢者へ運転行動を教示する
弱虫ロボット

高齢者になると認知機能の減少により,危険運転の比率が高まり運転事故につながりやすくなります. 本研究では「どのような状況が危険か」「危険な状況でどのような対処をすればよいか」を教示するロボットを開発しています. ロボットは,怖がったり,泣いたり,高齢者に弱い立場を演出しながら,GROWモデルに基づいて正しい運転行動を教示します.
参考:論文1論文2
共同研究先:名古屋大学未来社会機構

社内の業務自動化および効率化を測る
アプリケーション

少子高齢化に伴い,各業界において人材が不足している状況です. 本研究では,企業と共同研究しながら,ファジィ推論や情報技術などを活用し,業務の自動化や効率化を測るアプリケーションを開発しています. アプリケーションは,社内システム(SQL serverなど)と連動しながら,自動で業務などを実施していきます.
共同研究先:有限会社セントピア

RSNPを利用した教育支援ロボットの
ネットワークモデル

近年,商業施設や公共施設での人と関わるコミュニケーションロボットが増えています. その中でも本研究では,教育支援ロボットに着目し,ロボット,学習システム,サーバ間で データを通信するネットワークシステムを開発しています.RSNPというロボット専用の通信プロトコルを使用し, JAVAによる学習システムを構築していま.
参考:RSNPコンテスト2024・最優秀賞