柔軟な発想で未来型ソフトウエアを開発

山本教授

 柔軟な発想を基に、未来型のソフトウエア開発やマルチメディアタイトルの作成等を研究しています。
 プロフェッショナルを対象にした「ソフトウエア開発支援」は、先進的な関数型言語「Haskell」のノウハウを蓄積し、将来的なソフトウエア開発への寄与を目指す研究です。またHaskellの他、CやJava等のプログラム言語をグラフィカルに表現する「ビジュアライゼーション」の研究も行なっています。可視化により複雑なプログラム構造の把握が容易になり、ソフトウェアの保守における労力の軽減が期待できます。
 「コンテンツ作成支援」は、上質なデザインのサイトを自動生成できるWebアプリケーションの研究です。例えば、模範となる2つのサイトを用意して条件を指定するだけで、両者のデザインを混合したサイトを自動生成できれば、デザインの専門知識を必要とせずオリジナルサイトの構築が可能となります。
 音楽教育に寄与する研究が「楽曲分析システムの開発」です。コード進行やメロディライン等、曲の構成要素を解析するソフトウェアにより、曲に隠されたメカニズムを分かりやすく分析できます。音楽理論の学習や編曲などにも応用が可能です。
 その他、細粒度ソフトウエア・リポジトリに基づいたCASEツール・プラットフォーム「Sapid」の研究や、最新プラットフォームであるGoogle Androidのアプリ開発、学習支援研究なども行なっています。

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