2-11. SVGファイルの利用

Inkscapeなどで作成した図形ファイルをShapeとして読み込んで表示することもできる。 Inkscapeでは小さな図形を描いても、紙面いっぱいの大きさとみなされるので、「ファイル」→「ドキュメントのプロパティ」を開き、「ページサイズをコンテンツに合わせて変更」をクリックして表示される「ページサイズを描画全体または選択オブジェクトに合わせる」ボタンをクリックする。

2-11-1.png

ProcessingでSVGファイルをShapeとして読み込むには、loadShape()を用いる。

次のスケッチはSVGファイル sample.svg を読み込んで、マウスポインタの位置に表示する。ファイル名とパスは適宜書き換えよ。また、画像と同様に、スケッチを保存したフォルダの中にdataという名前のフォルダを作成し、その中にSVGファイルを置いておけば、ファイル名だけを指定することができる。

PShape s; 
  
void setup(){ 
  size(200,200); 
  s=loadShape("z:/Document/sample.svg"); 
} 
 
void draw(){  
  fill( 0, 10 );  
  rect( 0, 0, width, height );  
  shape( s, mouseX, mouseY, 40, 40 );  
} 
2-12-1.png

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